友ヶ島観光 〜上陸篇〜
12月25日に一人旅で友ヶ島へ行ってきた。
11月末にも行こうとしたが、当日、港から船は出たものの、
友ヶ島を目前にして強風が吹き、波がかなり荒れてしまい、
危険な状態なため、残念ながら上陸せずに港へと引き返してしまった。
つまり今回はリベンジしに行ったということになる。
なんでわざわざクリスマスに行ったのかというと、
どうしても今年中に行ってみたい、と年末になり急に思いたち、
単に都合のいい日がその日しかなかっただけだ。
特に深い意味はない。
友ヶ島について、かるーく説明しておくと、
そこには旧日本軍が造った要塞施設が残っている。
ミリオタや廃墟オタに好まれており、
またコスプレの撮影地としても好まれている場所である。
自分が行こうと思った理由は2つある。
1つは微ミリタリー好きであり、微廃墟好きであるということ。
(オタクと言えるほどそれらに造詣がある訳ではないので、そう言っておきます。)
もう1つは、自分の大好きなゲーム作品の内の1つ
「SIREN2」のロケ地になっているからだ。
こちらの理由がかなり大きい。
「SIREN」シリーズはかなり好きで、ロケ地は他にもたくさんあるので、
機会があれば行くつもりだ。
というわけで、
友ヶ島へ行く船が出ている港までは電車+徒歩で行ったのだが、
最寄駅の加太駅が通っている南海電気鉄道加太線で変わった電車に乗ったので、
軽く紹介を…。
内装
外装
といった感じで「鯛」仕様の「めでたいでんしゃ」に乗った。
なんでも加太は代表する海の幸が「鯛」だそうです。
南海さんがんばってますな。
で、到着した加太駅から徒歩15分くらいで、
そして早速、乗船券を購入。
出航時間まで少し時間があるので、そばにあったベンチで一服していたら、
次から次へと観光客の方々が来て人気あるなー、と思って見ていた。
そして出航時間が近づいたので並び始めたのだが、
自分が並んだ後からも続々と観光客が来た。
天気がよかったとはいえ、クリスマスでそこそこ寒いこの日に、
こんなに人が来るとは思っていなかった。
で、思いのほか若いカップルが多かった。
地元ではデートスポットなのだろう。
クリスマスに友ヶ島で多くのカップルとお供するとは想定していなかった。
来ても2、3組だろうと思っていたのが甘かった(笑)。
自分が乗った船は結局、総勢50名以上は確実に乗っており、
その内の約半数がカップルといった感じだった。
いろんな感情が入り混じったため息をつきたい気持ちを抑え、
船に乗り込んだ。
波は荒れておらず、今回はいい感じの乗り心地で楽しく外の風景を楽しみながら
友ヶ島へ向かうことができた。
前回はグラングランに船は縦に横に揺れまくり、波しぶきが窓から入ってくるはで、
船酔いもして本当に大変だった。
まるでどこかのテーマパークのアトラクションにでも乗っているのかと思うほどだった(笑)。
そんな前回の過酷な思い出に浸っていると、友ヶ島の「野奈浦桟橋」へ無事到着。
所要時間は約20分くらい。
船「ともがしま」と別れ、桟橋を歩き進むと、
『国立公園「友ヶ島」』
と書かれたプレートを発見。
友ヶ島へ上陸し、リベンジ成功。
ワクワクがとまらないぜい。
つづく