友ヶ島観光 〜帰路編〜
疲れきった体を引きずるように来た道をえっちらおっちらと歩き、引き返していった。
この日の目的を果たし、体がボロボロなのもあって、頭ん中カラッポ状態でずっと歩いていた。
気がつくと「南垂水キャンプ場」まで戻ってきており、地図で桟橋まで一番早く着くルートを確認し、足元に気をつけながら、ひたすら歩き続けた。
しばらくして、ふと前を見ると桟橋の姿を確認。
ここまでくればもう少しだ。
下り坂をスタスタと歩き進めると、「野奈浦広場」に到着。
そして、目的の「野奈浦桟橋」の姿もしっかり確認。
船が来るまでまだ1時間弱ある。
ぼーっと広場のベンチで座りながら、汗で濡れたシャツを海風で乾かし、残りのキャラメルを食べながら体を癒した。
ふと海を見渡すと、すぐ近くにある「神島」を確認。
あれも「友ヶ島」の一部なんだなあっと思いながら、この日撮った写真や動画を見返しながら時間を潰した。
そうやって時間を潰していると、今日は本当に充実した1日になったなあ、と実感。
多幸感高まる高まる。
しかし周りを見渡すと、自分と同じように船待ちのカップルがあっちにもこっちにも。
あーうらやましいわい、ちきしょー(笑)。
そんなこんなで船の姿が見えてきた。
船に乗る前に近くのトイレに行こうとすると、トイレの裏手にある急斜面からガサガサ、ドタバタと音がして何かと見たら、2匹の鹿が慌てて駆け上がっていった。
こんな去り際に「トモガシカ」を確認できるとはラッキー。
そして、行きしなに乗った同じ船「ともがしま」が到着。
帰りの際も波は穏やかで無事に港に着くことできた。
これにて今旅は終了。
いや、終了条件達成、と言っておこう(笑)。
友ヶ島観光
おわり